2009年 10月 25日
アッケシソウ 瀬戸内沿岸に自生アッケシソウ ルーツは韓国? 浅口市寄島町の寄島干拓地など瀬戸内沿岸に自生する絶滅危惧種、「アッケシソウ」が韓国をルーツとする可能性が高いことが、岡山理科大学生物地球システム学科の星野卓二教授らによって明らかにされた。北海道からもたらされたという、これまでの定説を覆すものである。 アッケシソウはアカザ科の一年草で、国内では北海道や瀬戸内地域の「塩湿地」に自生する。環境省のレッドリストで、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ種」に指定されている。星野教授がソウルから持ち帰ったアッケシソウの葉緑体DNAの一部を解析したところ、浅口市寄島町や香川県坂出市、愛媛県新居浜市で採集したアッケシソウと塩基配列がいずれも100%一致することが判明した。瀬戸内のアッケシソウは江戸時代に北海道からもたらされたというのが定説であったが、星野教授による遺伝子解析ではソウルと北海道のアッケシソウの葉緑体DNAの塩基配列は一致しなかった。 名前の由来】 明治24年(1891年)に北海道厚岸(あっけし)町の牡蠣(かき)島で見つかったことに由来しています 【科・属】 アカザ科・アッケシソウ属 【生態】 ・波が直接あたることの少ない海岸の入り江や塩田、干拓地など塩湿地に生育する1年草 ・茎は多くの枝に分かれ草丈は10~40㎝ ・葉は退化して鱗片状に退化しています ・日本での花期は8月から9月で花で上部の節に6個つきます ・秋には全体が緑から赤へと色づき、その見た目からサンゴソウ、ヤチサンゴ(谷地=湿地のこと)、クラブグラス(crab-grass蟹の草)とも呼ばれます 【分布】 北半球に広く 分布し、日本では現在、北海道、岡山県、香川県で生育が確認されています 【絶滅危惧ランク】 絶滅危惧種1B類(絶滅の危険性が高い) 以上のように非常に珍しいアッケシソウが近くにあると知りながらなかなか行く機会がなく・・・ 今日思い切って行ってきました。 『寄島のアッケシソウ』アッケシソウを守る会が発行している本を買い 説明と案内をしてもらい なるほど・・・と感心 こんなに近くで本州唯一自生している 貴重なアッケシソウに合えてラッキー 花は菱形で中央花1コ両側花2コです。 アッケシソウと同じ環境で咲くウラギク ハママツナ お問い合わせ 浅口市教育委員会寄島分室(電話0865-54-3110) 「能取(のとろ)湖」は北海道東部、オホーツク海沿岸に位置する塩水湖である。ここに、日本一のアッケシソウ群落がある。
by babakzk9271
| 2009-10-25 16:24
| お花
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