2010年 06月 29日
ウマノスズクサがある場所を教えてもらい(福山市内みどり町公園の片隅に) そろそろ花が咲くのではと偵察にでかけたら・・・ ジャコウアゲハが飛び交っているではありませんか・・・ ジャコウアゲハとウマノスズクサには切っても切れぬ深い関係があるそうで 間違いなくこのあたりにウマノスズクサがと探しているとジャコウアゲハの幼虫と思われるものが 葉についていてウマノスズクサです。花がまだなので一周間後にもう一度来て見なくては・・・ ウマノスズクサはこの毒を作ることで昆虫による食害から身を守っていると言えるが、 ジャコウアゲハはその裏をかいて毒に対する耐性を獲得し逆に利用しているのだそうです。 つまりジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサのアリストロキア酸をせっせと食べて体内に蓄積して 小鳥などの天敵から身を守っているのだ。さらにメスはウマノスズクサに産卵する際、 産んだ卵にアリストロキア酸を含むクリームを塗布して外敵から守るという念の入れようである。 孵化した幼虫はまずこの卵の殻を食べて効率的に毒で武装するそうです。 知れば知るほど不思議な関係です・・・ ウィキペディア フリー百科事典参照 ジャコウアゲハの蛹は「お菊虫」と呼ばれるが、これは各地に残る怪談「皿屋敷」の「お菊」に由来する。 寛政7年(1795年)には、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生し、城下の人々は「昔姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」と噂したという。このことに因み、兵庫県姫路市ではジャコウアゲハを市の蝶に指定している。戦前まではお菊虫を姫路城の天守閣やお菊神社でも売っていたといい、志賀直哉の長編小説「暗夜行路」では主人公がお菊虫を買う描写がある。現在姫路市内で観察されることは少ないが、春から夏に科学館などで生きている成虫を観察することができる。姫路市自然観察の森ではネイチャーセンターや園内で飼育しており、一年中、成虫や幼虫、さなぎを観察することができる。
by babakzk9271
| 2010-06-29 21:37
| ウマノスズクサ
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